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グラブル/アニメ/音楽

アルケミスト

ハーーイ、ちんぽー♪
まずは皆さん、そして俺、追憶編完走お疲れ様でした!

大変多くの反響を頂いておりますね。
「おかげさまでヒヒイロカネが落ちました!」「アホしね」「団活に踏み出す勇気をもらいました!」「湯豆腐編楽しみにしてます」とかね。
沢山の方に読んでいただいて、そして反応をいただけて本当に嬉しいです。やっぱり読者あってのブログですから。今後もよろしくお願いします🥺


それで引き延ばすような形でアレなんですが、今回は追憶編の「あとがき」というか、おまけというか。先に言っておくとグラブルは一切関係ありません!カリオストロクラリスも登場しないんでご了承を。

別にまだ何か書くことがあるとかではなくて単純に俺が紹介しておきたい事があるよ〜ってぐらいの内容なんで、そういうのいいから…つって映画館でエンドロール流れ始めた瞬間に席立つタイプのやつらはさっさとブラウザバックしろよ。おーん。


それ以外のやつらは見てくれよ、エンドロールのその先を──。





🕵️‍♂️アルケミスト🕵️‍♂️
お前ら「ACIDMAN」ってアーティスト知ってる?
え!?何、音楽の話すんの!?ってなるでしょ?
まぁ落ち着いてくれよ。

今回、追憶編を書くにあたってすげー参考にっつーか、影響をモロに受けてる曲があって。

それがACIDMANの「アルケミスト」っていう曲なんですよね。

こちらがPV

まぁACIDMANについてとかは今回はどうでもよくて、ただこのアルケミストって曲についてをフューチャーしていこうか。

この曲はブラジルの小説家であるパウロ・コエーリョの小説「アルケミスト - 夢を旅した少年」をモチーフにして制作されてます。

どんな小説なの?っていうと、少年が運命や出会いに導かれながら旅をして、夢を掴むっていうシンプルながらも人生について考えさせられる内容。アルケミストは文字通り錬金術師のことで、主人公を導く者として登場する。人間というよりかは「運命」とか、信じれば叶えてくれる存在みたいな。抽象的なもの。

あぁ、ちなみに俺は読んでません😅

ストーリーのオチも秀逸で、少年は夢に出てきた宝物を求めて旅に出て、遂にその宝物があると信じていた場所に辿り着くのだけれど、そこに宝物は無かった。
そこには「宝物の在り処」へのヒントがあり、本当の宝物の在り処は自分が旅に出ることを決めた場所にあった…というもの。エモすぎない?

宝物はすぐ近くにあったけど、旅に出なければそのことには気付けなかった。



いや、グラブルでしょ(?)
グラブルだね。

今回追憶編の構成、物語の展開っていうのはもちろん自分の話がベースなんだけど、そこにアルケミストのような壮大なスケールってのも付け加えたくて。それを意識しながら書いたら本当に終着地点が想像以上にスペクタクルになりました。


もちろん歌詞からも影響受けましたねぇ〜めっちゃいい曲だよこれ。ずっと聞いてられるね。

奇跡の声がして 見上げた世界樹
最後の星達が実を付け
金色の子供達 その声に抱かれて
世界の始めの夢を見る
さあ もう一度だけ
旅を始めよう
ハローアルケミスト
太陽の魔法で 世界の秘密だけ もう一度聞かせておくれ
ハローアルケミスト
何億もの夢を 夜空に蒔いたから 小さな星に変えてくれ
彫刻が眠る街 砂原に 君の風
幾千の銀河の旅を終え
無限の流れ星 シリウスのアンソロジー
そのカケラを集めに行こう
もう戻る気はないから
ハローアルケミスト
遠くまで行ければ あなたの声を もっと
信じられる気がするんだ
「太陽を手に乗せ
最後の鉄を溶かし
老木の声に合わせ
ほんの少し罪を混ぜて、、、」
僕らは信じていた
いつだって信じていた
手を伸ばせばすぐに
届きそうなあの光を
その手離さないで
遠くまで 僕ら 行こう
ハローアルケミスト
太陽の魔法で 世界の秘密だけ もう一度聞かせておくれ
ハローアルケミスト
何億もの夢を 夜空に蒔いたから 小さな星に変えてくれ
嗚呼、最愛のあの人に その星を 届けておくれ
嗚呼、遠くまで来たみたいだ 次の世界で また出会おう

PVと歌詞について触れていきます。忙しい。


「さあ もう一度だけ旅を始めよう」「もう戻る気はないから」という言葉に主人公の意志の強さが現れていて、頻繁に使われている"遠く"というのはもちろん「夢」であり目指す場所のこと。

少年は旅を続けるけれど、本当にこれでよかったのかと、砂漠で挫折しかけてしまう。するとアルケミストは太陽の魔法で少年を導く。
空が割れ、あたりが照らし出されると、少年は実はもう目指すべき場所に辿り着いていた…
「遠くまで来たみたいだ」で終わらないのが本当にいい…
「次の世界で また 出会おう」と続ける。

次の世界っていうのはもちろんまだ見知らぬ場所という意味もあるけど、"生まれ変わっても"って俺は解釈したいね。
自らが望み、そして導かれ、旅は続いていく。


曲について。
実はイントロや間奏で使われているギターのフレーズはラストのサビでも使われていて、曲全体がラスサビの為に存在しているのだけど、それぞれのフレーズが無ければラスサビの盛り上がりを生み出せない。そんな構成になってます。


気付いちゃいました?曲全体で"旅"を表現しているんですよね。どれが欠けてもダメだと。全てはこの瞬間の為にあったのだと。すげーよアルケミスト…。



というわけで今回はACIDMANアルケミストという曲についてでした。いつもと趣向を変えて音楽の紹介になりましたが、本当にいい曲との出会いは考え方にも影響するんだという、そんな学びがありましたね。

次の世界でまた、会いましょう。じゃあねバイバイ👋